
予防接種

予防接種の診療時間
予防接種・健診専用時間は、全診療日 14:00~15:00 です。
一般診療時間にも予約可能です。
※風邪症状や熱のある方とは入り口・待合室をわけているため、随時受け付けております。

ご予約
予防接種は予約制となっております。
※以下のワクチンは、電話でご予約が必要です。
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おたふくかぜワクチン(現在、流通が制限されているため)
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MRワクチン(現在、流通が制限されているため)
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妊婦さん向けのRSウイルスワクチン
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A型肝炎ワクチン
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3種混合ワクチン
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不活化ポリオワクチン
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男子のHPVワクチン(ガーダシル)
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髄膜炎菌ワクチン
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帯状疱疹ワクチン
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高齢者肺炎球菌ワクチン
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破傷風ワクチン
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狂犬病ワクチン

予防接種スケジュール相談
赤ちゃんが3歳頃までは接種するワクチンが多く、こどもの体調で予定通り打てないこともあり、スケジュールを立てるのは大変困難です。当クリニックでは、親御さんのご負担を少しでも減らすために、そしてお子さんの健やかな成長のために、予防接種についてのご相談をお受けしています。
予防接種のスケジュールや接種時期、接種間隔など、どうぞお気軽にご相談ください。注射をしておしまいではなく、ワクチンに関する親御さんの疑問や不安があれば解消できるように努めてまいります。

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日!
0歳児のワクチンには生後2か月になる前に接種できるものもありますが、全体のスケジュールや病気にかかるリスクを考えると、初めてのワクチンは生後2か月の誕生日にスタートするのがよいでしょう。 2カ月の誕生日を迎えたら、できるだけ早いうちにワクチンを接種することをおすすめします。例えば、5月1日生まれの赤ちゃんなら、7月1日からはじめます。1か月健診が終わった頃 に予防接種をご予約いただくとスムーズに始めることができます。

ワクチン料金(任意接種で受ける場合、公費で受けられる期間を過ぎ自費対応になる場合)
★世田谷区で費用助成を実施しています。詳しくは世田谷区ホームページをご確認ください。
男子に対するHPVワクチン接種(任意接種)について
HPVは男女ともに感染するリスクがあり、男性もHPV関連の病気を発症する可能性があります。
具体的には、以下の理由から男子の接種が推奨されています。
●予防効果
HPVワクチンを接種することで、将来的にHPV関連の病気(肛門がんや陰茎がん、中咽頭がん、尖圭コンジローマなど)を予防することができます。
●感染拡大防止
男性がHPVワクチンを接種することで、HPVの感染拡大を防ぎ、女性パートナーの感染リスクも減少させます。
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対象となる方:小学6年生から高校1年生相当年齢にある男性
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接種回数:3回 筋肉注射
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料金
シルガード 30,000円/回
ガーダシル 20,000円/回 ※
※世田谷区では、小学校6年生~高校1年生相当にある男性を対象としたHPVワクチンの任意接種に対する費用の全額公費負担を実施しています。詳しくは世田谷区ホームページをご確認ください。
年長さん(小学校入学前)と小学校高学年(11~12歳) の3種混合と不活化ポリオワクチン接種について(任意接種)
日本小児科学会では、学童期以降の百日咳とポリオに対する免疫を維持するために、3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンの追加接種を推奨しています。3種混合ワクチン、不活化ポリオワクチンの追加接種は任意接種で、自費での接種となります。
●3種混合ワクチン
3種混合ワクチンは、ジフテリア、 百日咳、破傷風を予防する予防接種です。特に学童期以降に流行する百日咳を予防するために、年長さん(小学校入学前)と小学校高学年(11~12歳)の追加接種が日本小児科学会より推奨されています。
小学校高学年では2種混合ワクチンが定期接種となっていますが、2種混合には百日咳が含まれていないため、2種混合ワクチンの代わりに3種混合ワクチン接種がおすすめです。
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料金:5,000円/回
●不活化ポリオワクチン
日本では、0~1歳時に、4回ポリオ含有ワクチン(4種混合・5種混合ワクチン)の定期接種をしていますが、残念ながら、就学前に抗体価が低下してしまいます。世界的には4歳以降に追加接種をしている国が多いこともあり、日本小児科学会では、ポリオワクチンを年長さん(小学校入学前)に追加接種することが推奨されています。
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料金:10,000円/回
妊婦さん向けのRSウイルスワクチン(任意接種)について
RSウイルスワクチンは、新生児や乳幼児のRSウイルス感染、感染による重症化を予防する母子免疫ワクチンです。
妊婦さんがRSウイルスワクチンを接種することで、赤ちゃんがRSウイルスに対する免疫をもった状態で生まれてくることができます。
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対象となる方:妊娠28週~36週の妊婦さん
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接種回数:1回 筋肉注射
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料金:32,000円(税込)
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ご予約:お電話にてご予約ください。
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母子手帳をご持参ください。
任意接種のおたふくかぜワクチン、インフルエンザワクチンなどについて
任意接種のおたふくかぜワクチンやインフルエンザワクチンなどは、定期接種とは異なり公費負担(無料)ではなく、自費での接種となります。
おたふくかぜワクチンやインフルエンザワクチンは日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールに含まれており、その効果と安全性が十分に確認されて いるワクチンです。任意接種のワクチンは、費用負担がありますが、その重要性は、定期接種のワクチンと全く同じです。ですので、一時的な費用の負担はありますが、お子さまのこれからの長い人生を考えて、ワクチ ンで予防できる病気にかからない、かかっても軽く済ませるためにも任意接種のワクチンを接種して予防することが重要です。
予防接種を受けられる方へ
予防接種の注意事項
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予防接種は予約制となっていますので、Web予約をお願いいたします。
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以下の場合は予防接種を受けられません。ご予約をキャンセルいただくか、一般診療受診への変更をお願いいたします。(その際は入り口は予防接種側でなく、一般診療側をご利用ください。)
●当日、37.5℃以上の発熱がある場合
●当日、母子手帳または予防接種予診票を忘れてしまった場合
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授乳は予約時間の30分前までにしていただくようお願いいたします。ロタウイルスワクチンは口から接種するので、服用直後に吐いてしまうとやり直し(自費になってしまいます)になることがありますので、直前の授乳はお控えください。
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お子さまは脱がせやすい服装でお越しください。
当日の持ちもの
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母子手帳
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保険証(マイナンバーカード)
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予防接種予診票(ご来院前にご記入の上、ご持参ください)
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医療証
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診察券(再診の場合)
接種後の注意事項
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予防接種を受けたあと30分間程度は、院内でお子様の様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう
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接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。発熱やじんましん、発疹、息が荒かったり苦しそうにしていないかなど、お子さまの体調の変化に注意してください。心配な症状がありましたらご相談ください。
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接種当日は、激しい運動は避けるようにしましょう。
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接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。